結婚相談所はおすすめしない?その理由

「おすすめしない」と言われる理由とは

結婚相談所は、「おすすめしない」と言われることがあります

その背景には、以下のような理由があります。

  1. 費用が高額である
    結婚相談所は他の婚活サービスに比べて料金が高い場合が多く、特に初期費用や成婚料が負担に感じられることがあります。このコストに見合う価値を感じられないと、「おすすめしない」と評価されることがあるのです。
  2. サービス内容が期待に合わない
    カウンセラーによるサポートや紹介される相手の質が、利用者の期待とズレることがあります。このギャップが原因で、満足度が低くなるケースが見受けられます。
  3. 成婚までのプロセスが厳しい
    結婚相談所は自己分析や目標設定を重視するため、積極的な行動が求められます。これに対応できない場合、婚活が進まず、「おすすめしない」という印象を持たれることがあります。

実際に失敗しやすいケースとは

以下のような状況では、結婚相談所の利用が失敗しやすくなる傾向があります。

  1. 受け身の姿勢で婚活を進める
    カウンセラーにすべてを任せ、自分から積極的に動かない人は、成婚までの道のりが長くなる可能性があります。婚活は自発的な行動が求められる場面が多いです。
  2. 理想と現実のギャップが大きい
    高すぎる理想や条件を優先しすぎると、出会いのチャンスを狭めてしまいます。特に年収や外見といった条件にこだわる場合、相手探しが難航することがあります。
  3. 相手とのコミュニケーションに難がある
    初対面での会話や、相手に対する配慮が欠けていると、せっかくの出会いが実を結ばないことがあります。適切なコミュニケーション能力も重要なポイントです。

結婚相談所が向く人・向かない人の違い

結婚相談所が向いている人の特徴

結婚相談所が向いている人は、下記のような特徴があります。

  1. 自己分析がしっかりできている人
    自分の価値観や、自分の生活観など、自己分析がしっかりできている人は、相手探しの軸がぶれません。これにより、相談所が提案する相手とスムーズにマッチングできます。 自己分析ができている人は、自分の良くない箇所と向き合い、改善する力もあることも1つの理由といえそうです。
  2. 柔軟性を持っている人
    理想と現実のバランスを取れる人は、婚活が成功しやすい傾向があります。例えば、条件を見直したり、相手を知る努力をする姿勢が成婚につながります。
  3. 積極的に行動する人
    提案されたお見合いやデートの機会を積極的に活用する人は、結果を出しやすいです。行動量が多いほど、良い出会いのチャンスが増えます。
  4. 結婚したいという明確な意志がある人
    結婚したいと明確に決めている人は、成婚しやすいです。結婚相談所は結婚を目的に活動するので、そこが明確になっていない場合、難航することがあります。

相談所利用が不向きな人は?

一方で、結婚相談所の利用に向かない人はどのような特徴があるのでしょうか。

  1. 受け身すぎる人
    カウンセラーにすべてを任せ、積極的に行動しない人は、出会いのチャンスを逃しやすいです。婚活は「自分から動く」姿勢が成功の鍵です。
  2. 理想が高すぎる人
    年齢や外見、収入など条件が多すぎたり、高すぎる場合、マッチングの可能性が狭まります。このような場合、婚活が長期化する可能性が高まります。
  3. 現実的な目標が持てない人
    結婚に対する具体的な目標やスケジュールがなかったり、明確に結婚したいという意志がない人は、婚活のモチベーションを維持しづらいです。
  4. 恋愛をしたい人
    結婚相談所での出会いは、一般的な恋愛よりも効率的で淡白に感じられることもあるでしょう。結婚よりも恋愛がしたい人や、恋愛感情を重視する人にとっては、結婚を目的とした出会いに馴染めないこともあるでしょう。

結婚相談所を上手く活用できる人とは

カウンセラーとの信頼関係を築く

カウンセラーは婚活を成功させるための重要なパートナーです。信頼関係を築くことで、最適なアドバイスを受けるだけでなく、より効果的なサポートを得ることができます。

自分の希望や不安を正直に伝え、具体的な条件や気持ちを共有することで、カウンセラーも最適な提案がしやすくなります。

また、お見合いやデート後のフィードバックを積極的に受け入れ、改善点を実践することが成婚への近道です。

理想のパートナー像を現実的に考える

結婚相談所を利用する際、理想と現実のバランスを取ることが成功の鍵です。

年収や外見などの条件を狭く設定しすぎると、選択肢が限られます。優先順位を明確にし、譲れる条件と譲れない条件を整理しましょう。

また、スペックだけでなく、価値観や性格の一致を重視することで、長続きする関係を築きやすくなります。

例えば、「一緒にいて安心感がある」「会話が弾む」など、結婚生活をイメージした条件を取り入れると良いでしょう。

積極的に行動する

行動量は婚活の成功を大きく左右します。積極的に出会いの場を活用する姿勢が大切です。

お見合いはためらわず受け入れることが重要です。多くの出会いを経験することで、自分に合う相手像が見えてきます。

また、初回のデートだけで判断せず、少しでも良いかなと思った人がいたら、デートを重ねてお互いを理解する努力をしましょう。

まとめ

結婚相談所は、向き不向きが分かれる婚活の方法です。

そのため、「おすすめしない」と言われることもあります。

しかし、自分に合った相談所を選び、適切な方法で活用すれば、効率的に結婚できるサービスでもあります。

結婚相談所は理想の相手を自動的に見つける魔法のツールではなく、婚活を効果的に進めるためのサポート役です。自身の行動と努力が実を結びます。

そのため、実際に結婚相談所を利用しても「向かない」と感じた場合は、一度自分の婚活方法や考え方を見直してみましょう。もしかすると、それだけで婚活がうまくいく可能性があります。

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    監修者紹介

    山田 陵

    株式会社いろもの
    代表取締役

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    新卒で事業会社に入社し、最年少マネージャーとして事業を牽引。5年間でオンライン/オフライン買取事業の運営、採用・教育の推進、マーケティング責任者、EC事業責任者など多岐にわたる分野を経験。売上高を5億円から74億円へと成長させた実績を持つ。その後、結婚相談所での勤務を経て独立し、株式会社いろものを設立。

    現在は、晩婚化や少子化といった社会課題の解決をテーマに、オンライン結婚相談所サービス「naco-do」を運営。婚活に関するセミナーやイベントの企画・運営、企業向けのコーチング講座なども精力的に展開している。

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