マッチングアプリの利用者が増える中、アプリで出会い、結婚まで至った方も多いはず。
ただその一方で、結婚を後悔するケースも少なくありません。
結婚という人生を大きく左右するお相手を探すにあたって、マッチングアプリは有効な手段となり得るのか。
実際の失敗例もご紹介しながら、マッチングアプリを使った結婚後に感じる後悔の理由を深掘りし、その原因とその予防策を探っていきます！
マッチングアプリでの結婚を後悔【3名の失敗例】
まずは実際にマッチングアプリで出会い結婚まで至ったものの、「後悔している」「お別れすることになった」という3名の実例ご紹介していきます。
【マッチングアプリでの結婚】失敗例①：Aさん（32歳・会社員）
【マッチングアプリでの結婚】失敗例②：Bさん（35歳・エンジニア）
【マッチングアプリでの結婚】失敗例③：Cさん（29歳・看護師）
マッチングアプリでの結婚、後悔の理由
マッチングアプリを通じて出会い、結婚まで至ったのにも関わらず、なぜ後悔しているのか。
先程ご紹介した失敗例も含め、実際に結婚を後悔していると回答した方々が感じている主な理由を挙げていきます。
相手の本性がわからなかった
マッチングアプリでの出会いは当人同士だけで進んで行くことが多いです。
そのため家族や友人、職場での姿が見えにくく、結婚してみて初めて相手のコミュニティと関わることで意外な一面が見えてくるということも起こり得ます。
また、ただのお付き合いであれば当人同士の相性が良ければ何とかなることでも、結婚となると周囲との関係性も重要視しなければなりません。
実は家族仲が良すぎて過干渉、友人がギャンブル好きばかり、会社の同僚が飲み好きで毎日帰りが遅くなる、等々。
結婚生活を始めてから「こんな人だったなんて」という後悔を感じる方も多いのです。
相手を十分に理解しないまま結婚してしまった
マッチングアプリでは、スピーディに出会うことができ、短期間で結婚に至るケースもあります。
結婚前に相手の趣味や価値観をしっかり理解せずに結婚してしまい、後から「こんなはずではなかった」と感じることも多いのです。
特に金銭感覚は確認がしづらい部分なので、結婚後に借金が発覚したり、実は浪費癖があり貯金が全くなかったりなんてことも。
結婚という大きな決断をする前に、お互いの本音や生活習慣、価値観が十分に共有、理解できていないことは後悔へとつながります。
結婚の目的や理想のズレに気づかなかった
結婚を考えたとき、理想的な結婚生活のイメージはある程度一致していなければなりません。
しかし、マッチングアプリで知り合った相手との関係において、その理想が共有されているかを確認せずに結婚してしまうケースは非常に多く見受けられます。
例えば、子どもが欲しいと思っていたのに相手は子どもを持つことに消極的だった、家計の管理方法について考えが異なっていたなど、結婚後に価値観のズレに気づくことはよくあります。
このズレは後々深い溝となり、最終的に離婚を決断する大きな要因ともなります。
「この人でいいや」と諦めてしまった
婚活において焦りや不安、相手を探し続ける疲れから、「この人でいいや」と妥協して結婚を決めてしまうことがあります。
早く結婚したいという思いが強いと、たとえ嫌な部分が見えたり、違和感を感じたりしても、自分の心にフタをして、今ある選択肢に飛び込んでしまうのです。
「結婚したら変わるかな」「時間が経てば気にならなくなるかな」と思っていても、より気になってくることがほとんど。
結婚生活が上手くいかなくなる度に「もっといい人がいるかも」という気持ちが拭えなくなってしまいます。
マッチングアプリでの結婚に失敗するのはなぜなのか
自然な出会いであっても結婚に失敗してしまうことはありますが、マッチングアプリを使った婚活における問題点を改めて確認していきましょう。
相手の素性が見えにくい
マッチングアプリの場合、その多くは年収や家族構成、婚歴も自己申告のものを信じるしかありません。
もちろん偽りの情報ばかりではないと思いますが、実際の年収よりも多めに記載していたり、職業を偽っていたり、付き合っていた相手が実は既婚者だったというトラブルはよく耳にします。
中には具体的な結婚の時期の話までしておきながら直前に「実は…」と打ち明けられた、なんて事例も。
また、出会いから結婚までのハードルが低いと、”結婚後の出会い”へのハードルも低くなりがち。
結婚後も相手がマッチングアプリで浮気相手を探していたという事例もあります。
こういった情報から「結婚後も相手を信用し切れない」というのは大きな問題となっています。
既婚者だと知らずに付き合っていた際のトラブルは、弁護士に相談⇩
マッチングアプリで“まさか”の事実を受けた女性のリアルはこちら⇩
第三者の介入が少ない
学生時代からの友人や紹介での出会いであれば周囲にフォローもしてもらいやすいですし、結婚相談所であれば担当者に相談ができたり、お相手の気持ちも踏まえたアドバイスがもらえたりもします。
しかし、マッチングアプリでの出会いは当人同士以外はつながりがないことがほとんどで、多くの場合において自己判断で進めなくてはなりません。
自分の意思が明確で迷いなく進められる方やコミュニケーションに自信のある方であれば、問題ないかと思いますが、自分一人で決断しなければならないことに不安感のある方や自分の気持ちを上手く伝えられないという方は注意が必要です。
お互いの価値観への理解が不十分
マッチングアプリで知り合った相手とは恋愛的な相性を確かめられていても、お互いの価値観や理想の結婚生活を深く理解しないまま結婚を決めてしまうことはよくあります。
「結婚相手と恋愛は違う」という言葉の通り、結婚は「生活」です。
特に家事や育児の分担など日々の生活に関わる価値観や、休日の過ごし方やお金の使い方についてしっかり話し合わずに結婚してしまうと、後でトラブルになることがあります。
しかし、マッチングアプリでの出会いやお付き合いの中では、結婚に関わる話題は重く捉えられがちで、なかなか切り出しづらいのが現実。
結婚生活が長続きするためには価値観の相互理解が不可欠であるにも関わらず、その確認が結婚後になってしまっていることは大きな問題点と言えるでしょう。
結婚を視野に入れた関係づくりができていない
マッチングアプリを使った出会いの場合、最初から結婚を視野に入れて相手を見ている人はどのくらいいるのでしょうか。
もちろん使うアプリの種類にもよるとは思いますが、まずは「楽しくデートができる相手がほしい」「気軽に会いたい」という気持ちが強いユーザーは多いはずです。
そのため、結婚を視野に入れた真剣な関係づくりは後回しになりがち。
交際中は本音を隠すことで衝突を避け、円満な関係を築くことができていても、結婚後もそうしていてはいつか破綻してしまいます。
結婚をしてからいざ、「真剣な関係づくりをスタートしよう」「本音を伝えよう」と思っても、そのやり方がわからなければ上手くいきません。
感情をぶつけるだけではお互いに不安や誤解が増すだけで、信頼関係の構築には至らず、最終的に離婚となってしまうケースもあります。
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マッチングアプリでの結婚、後悔しないために確認すべきポイント
マッチングアプリを使って結婚相手を探す場合、事前に確認すべきポイントがいくつかあります。
これらのポイントをしっかり確認することで、後悔の少ない結婚を目指すことができます。
相手の家族との関係性の確認
結婚後の生活は、相手の家族との関係も重要な要素です。
特に、親や兄弟姉妹との関係性が良好でない場合、結婚後に家庭内で問題が起きやすくなります。
マッチングアプリで知り合った相手がどんな幼少期を過ごし、現在家族との関係にどう向き合っているのかはしっかり確認しておきましょう。
お互いの理想の結婚生活の確認
結婚を考える際、理想的な結婚生活について話し合うことが必要です。
お互いにどのような家庭を築きたいのか、結婚に関わる価値観が合っているかをしっかり確認することは結婚生活を円滑に進めるためには欠かせません。
もし合わないポイントがあったとしても、歩み寄りができそうかを確認しましょう。
妥協するのではなく、お互いが納得できる「中間点」が見つけられると良いです。
生活スタイルや価値観の確認
結婚後の生活においては、お互いの生活スタイルや大事にしている価値観が一致していることが重要です。
例えば、時間への感覚、衛生観念、お金の使い方、求めるコミュニケーションの頻度等、日常生活における価値観の共有がないと、結婚後の生活で摩擦が生じやすくなります。
また、結婚観もそうですが、価値観の確認においては、自分自身の価値観を明確にしておくことが非常に重要です。
長期的な関係が保てるかの確認
長い結婚生活の中で、全く何もトラブルが起こらないということはないでしょう。
そういった場面を一緒に乗り越えていける人なのかどうかをしっかりを見極める必要があります。
自分の意見に固執するところはないか、話し合いのできる人かどうかは必ず確認しましょう。
また、パートナーシップにおいて重視するポイントは人それぞれです。
共感を重視する人もいれば、解決策を一緒に考えてほしいという人もいるでしょう。
こまめな愛情表現が幸せにつながる人もいれば、自分の時間があることで穏やかな気持ちになれるという人もいます。
円満な関係を続けていくためにどういった関係づくりがベストなのかは事前の確認が必要です。
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結婚を短期間で決めたから後悔するのか？
マッチングアプリでの出会いに限らず、結婚そのものを急ぎ、短期間で決めてしまったが故に後悔するということはあるでしょう。
その一方で、短期間で結婚を決めても、幸せな結婚生活を続けているカップルが存在していることも事実。
大事なのは付き合った長さではなく、コミュニケーションの「質」。
交際期間が短いのが問題なのではなく、その間にどこまでお互いについて深く知り合えたかが成功のカギとなります。
【マッチングアプリと結婚相談所】結婚までの交際期間を比較
データ引用元：タメニー株式会社｜プレスリリース
例えば、上記のグラフを見るとマッチングアプリよりも結婚相談所の方が短期間の交際で結婚まで至っていることがわかります。
それにも関わらず、結婚相談所の離婚率は低いとされています。
理由としては、
- 結婚をスタートと考えているから
- 自分に合った相手を見極められているから
- 価値観や結婚観の確認、相互理解ができているから
- 「結婚」に真剣な人同士だから
といったものが挙げられます。
結婚相談所での交際期間は半年～1年が平均的。
その期間には結婚を見据えた質の高いコミュニケーションが行われます。
「好き」といった感情だけで結婚を決めるのではなく、その先の生活も見据えた関係づくりを推奨している結婚相談所を選ぶことで、長く幸せが続く結婚生活を手に入れることができるのです。
後悔のない結婚を叶えるためには？
結婚を後悔しないためには、お互いの理想の結婚生活や価値観をしっかり理解し合えている状態かつ、信頼関係に自信を持てている状態であることが大切です。
そのためには、相手の本音を引き出すコミュニケーションができていなければなりません。
また、相手の本音を聞くだけでなく、自分自身の本音を上手に伝えられるようにすることも、後悔のない結婚生活を送るために大切なポイントです。
結婚に失敗する人の多くは「自分の気持ちをわかってもらえなかった」という思いを抱えています。
こういった問題を結婚後でなく結婚前のお付き合いの中で解消しておくことが、後悔のない幸せな結婚生活へと導いてくれます。
マッチングアプリで婚活をするメリットとデメリット
マッチングアプリを婚活に利用するメリットとデメリットについてまとめていきます。
特にデメリットについてはしっかりを理解し、自分は大丈夫なのか判断する指標として見てくださいね。
マッチングアプリで婚活をするメリット
マッチングアプリは女性は無料で利用できるサイトも多く、男性も月3,000～4,000円程と費用がお手頃。
また、結婚相談所は婚姻歴や年収の申告には証明書が必要なことが一般的ですが、マッチングアプリは自己申告で登録できる場合が多いため、気軽に始められます。
ライトな出会いから真剣な婚活まで、様々なユーザーがいることで出会いも多く、マッチングまでのハードが低いこと、ルール制限の少なさも自分のペースでお相手探しをしたい方にはメリットとなるでしょう。
マッチングアプリで婚活をするデメリット
開示する情報を選べるというマッチングアプリのメリットはデメリットにもなります。
お互いの素性や情報の真偽については注意が必要です。
また、周囲の人間関係が見えづらいこと、相談相手が得にくいことも、問題を見逃す一因となり得ます。
「どのような目的で出会いを探しているのか」「結婚を前提として付き合っているのか」ということも不明確なため、深い関係になるまでに時間がかかるというのも早く結婚したいと考えている人にとってはデメリットとなります。
「後悔しない結婚」をしたいなら結婚相談所がおすすめ
マッチングアプリは一見メリットの方が多いように感じますが、「後悔しない結婚」を考えたときにはデメリットが与える影響は非常に大きいです。
相手の素性がわかりにくい分、相手の本音や人となりを知るためのコミュニケーション能力や相手を信じ切る精神的強さが必要でしょう。
また、第三者の目が届きにくいため、自己判断で迷いなく進めていく意志の強さも必要です。
何より、結婚を前提とした出会いではないので、結婚に関わることの確認はタイミングも探り探り。
自分の本音を何をどこまで伝えていいのか迷う場面も多いはずです。
「後悔しない結婚」のために、【naco-do（ナコード）】という選択肢
naco-doは「10年後もその先も、長く幸せが続く結婚」を目指している結婚相談所。
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2. 圧倒的な会員数（コネクトシップ・JBA・スクラムと連携）
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結婚相談所の連盟についてはこちらのコラムで詳しく解説しています⇩
結婚相談所連盟の連盟ってなに？あなたに合った婚活場所の選び方を徹底解説
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マッチングアプリでの結婚に関するよくある【Q&A】
Q1：交際〜結婚までの期間の平均は?
A：マッチングアプリでの結婚までの交際期間の平均は、約1年から2年といわれています。
約半数の人が1～3年の間に結婚しています。
Q2：何歳くらいで結婚相談所に移行するべきですか?
A：一般的には30代後半になったら結婚相談所への移行を検討すべきといわれています。
しかしこれはあくまで一般論であり、特に出産を希望している場合は早めの決断が重要です。
年齢よりも重要なのはそれまでの「活動期間と成果」。
20代や30代前半でも、1年以上マッチングアプリで活動しているのに真剣な交際に発展しない、結婚を前提とした相手に出会えない、「あと○年以内に結婚したい」という明確な期限があるという方は、早めに結婚相談所に切り替えた方がよいでしょう。
Q3：マッチングアプリと結婚相談所を併用してもいいですか?
必ずしもダメということはないですが、マッチングアプリと結婚相談所の併用は、基本的におすすめしません。（結婚相談所によっては禁止している場合もあります。）
理由は、時間的にも精神的にも負担が大きいからです。
それぞれのサービスで複数の人と同時進行でやり取りをすることになり、スケジュール管理が非常に複雑になります。
また、どちらのサービスで出会った相手にも失礼になる可能性があります。
真剣に婚活をしているのであれば、一つのサービスに集中して取り組む方が成果が出やすいでしょう。
まとめ：結婚後も続く幸せのために
後悔しない結婚を実現するためには、自分の年齢や状況、結婚への本気度に応じて最適な婚活方法を選ぶことが重要です。
時間的余裕があり、多くの人と出会いたいならマッチングアプリ、確実に結婚を前提とした出会いを求めるなら結婚相談所やnaco-doのようなオンライン結婚相談所がおすすめです。
結婚は人生の大きな決断です。
マッチングアプリでの失敗談を他人事とせず、自分の婚活に生かすことで、きっと後悔しない幸せな結婚が実現できるはず。
後悔のない結婚をするためにも、自分に合った婚活方法がわからないという方はぜひ一度、婚活のプロに相談してみてください。
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