「年収も、学歴も、住んでいる場所も申し分ない。でも、この人と結婚を決めていいのか、正直まだ迷っている」——婚活を続けていると、こうした感覚に立ち止まることがあります。
プロフィール上の条件はすべてクリアしているのに、心のどこかで「本当にこの選択でいいのだろうか」というモヤモヤが消えない。
周囲からは「そんな好条件の人、なかなかいないよ」と言われるほど、余計に自分の迷いを言葉にしづらくなってしまう——そんな経験をしている方は、決して少なくありません。
結論からお伝えすると、「条件」を婚活の判断材料にすること自体は、まったく悪いことではありません。
ただ、大切なのは、条件を”入り口”としながらも、その先にある価値観や関係性の質にまで目を向けられるかどうかです。
この記事では、「条件だけで結婚」を考える人が抱えやすい迷いの正体を整理したうえで、データで見る条件重視のリスク、そして条件と気持ちの両方を大切にしながら婚活を進めるための具体的な考え方までを、順を追って解説します。
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婚活で”条件”を優先してしまう、よくある背景
「条件だけで結婚を決めていいのか」という迷いに向き合う前に、そもそもなぜ多くの人が婚活の場で”条件”を優先しがちになるのか、その背景を整理しておきましょう。
婚活の構造そのものが「条件」を可視化しやすい
まず大きいのが、婚活そのものの構造が「条件」を可視化しやすい仕組みになっていることです。
マッチングアプリのプロフィール欄や結婚相談所のお見合い資料には、年収・学歴・勤務先・居住地といった条件が一覧化されており、限られた時間の中で多くの候補者と向き合う婚活では、こうした条件を効率的な絞り込みの手段として使うのは自然な流れです。
年齢的な焦りや周囲からのプレッシャー
次に、年齢的な焦りや周囲からのプレッシャーも、条件を優先させる大きな要因になります。
「そろそろ結婚しないと」という焦りが強いほど、「早く決めなければ」という気持ちが先立ち、じっくりと気持ちを確かめる余裕を持ちにくくなります。
親や友人から「条件のいい人を逃さないほうがいい」と後押しされることで、自分自身の違和感よりも周囲の評価を優先してしまうケースも少なくありません。
他の婚活参加者との比較
さらに、他の婚活参加者との比較も影響します。
婚活を続けていると、「あの人はもっと条件のいい相手と結婚した」「自分にはこれくらいの条件の相手がお似合いなのかもしれない」といった比較の感覚が生まれやすく、条件という分かりやすい”点数”に意識が向きやすくなるのです。
こうした背景を知っておくだけでも、「条件を優先してしまう自分」を必要以上に責めずに済みます。
大切なのは、なぜ自分が条件を重視しているのかに自覚的になり、そのうえで一歩踏み込んで考えられるかどうかです。
📖 関連記事:条件優位の婚活の落とし穴はこちらでも詳しく解説しています▶「ハイスペ婚活」で幸せになれる?知っておきたい実態と失敗しないための視点
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なぜ「条件だけで結婚」に迷いや違和感を覚えるのか
「条件は満たしているのに、なぜか踏み切れない」——この違和感の正体は、多くの場合「条件」と「気持ち」がずれていることへの、心の正直なサインです。
婚活を始めた当初、多くの人は年収・学歴・身長・居住地・家族構成といった、比較しやすく言語化しやすい”条件”を判断軸にします。
条件は数値や事実として明確なぶん、婚活を効率的に進めるうえでは便利な指標です。
実際、限られた時間の中で出会いを重ねる婚活において、最低限の条件で候補を絞り込むこと自体は自然なプロセスだといえます。
ただし、条件を満たした相手と実際に何度も会ってみると、「悪いところは何もないのに、なぜか気持ちが追いつかない」「一緒にいて安心はするけれど、ときめきはない」といった感覚に直面することがあります。
このとき多くの人は、「贅沢なのかもしれない」「わがままなのかもしれない」と、自分の違和感に蓋をしてしまいがちです。
しかし、条件と気持ちのあいだにあるこの違和感は、無視してよいものではありません。
むしろ、結婚後の生活を左右する重要なサインである可能性があります。
この違和感を放置したまま結婚に進んでしまうと、「あのとき感じた小さな引っかかりは、やっぱり見過ごしてはいけないサインだった」と、結婚後になって気づくケースもあります。
逆に言えば、婚活中に感じる違和感と丁寧に向き合うことこそが、結婚後の後悔を減らす最も確実な方法といえるのです。
📖関連記事:「好き」という感情がうまく確信できないまま結婚を考えている方の悩みについては、こちらの記事でも詳しく取り上げています▶ 「好きになれないまま結婚」していい?後悔しないための考え方と見極め方
⇩自分の気持ちと向き合える⇩
婚活で”条件”を重視するのは、悪いことなのか
まず前提として押さえておきたいのは、婚活において条件を判断材料にすること自体は、決して間違いではないということです。
結婚は人生における大きな選択であり、経済的な安定や生活環境、価値観の土台となる要素を確認することは、むしろ現実的で堅実な姿勢だといえます。
「条件を見ない婚活」を推奨する声もありますが、実際には条件を無視して感情だけで相手を選ぶことも、同じくらいリスクを伴います。
問題が生じるのは、条件が「相手を知るための入り口」ではなく「結婚を決める唯一の基準」になってしまったときです。
条件のチェックリストをすべて満たしているかどうかだけで判断を進めてしまうと、相手の人柄や価値観、二人の間に流れる空気感といった、数値化できない要素を見落としてしまいます。
条件と気持ちは、対立するものではありません。
むしろ、条件をきっかけに出会った相手であっても、そこから価値観をすり合わせ、関係性を育てていくことで、十分に幸せな結婚に至ることができます。
大切なのは、条件だけで思考を止めず、その先にある「この人と、どんな関係を築いていきたいか」まで考えを進められるかどうかです。
📖 関連記事:「婚活で出会った相手を好きになれない」というお悩みの方にはこちらもおすすめです▶ 婚活で「好きになれない」に疲れたら見直したい3つの視点|結婚相談所で出会った人を好きになれないときに試したい方法
⇩自己理解を深める⇩
データで見る「条件」と「価値観」——結婚後の幸福度の違い

「条件だけで結婚を決めても、本当に大丈夫なのだろうか」という不安に対して、参考になる調査データがあります(出典 ※1)。
ナコード総研が実施した「婚活と幸せな結婚生活に関する実態調査 2026」では、結婚相手を選んだ際の”決め手”別に、結婚後の幸福実感率を比較しています。
その結果、決め手が「価値観が近いこと」だった人の幸福実感率は91.0%と最も高く、「意見が違っても話し合えること」が決め手だった人も90.2%と高水準でした。
一方で、「年齢・外見などの条件」を決め手として結婚した人の幸福実感率は81.0%にとどまり、価値観を決め手にした人との間には約10ポイントの差が生まれています。
見過ごせないのは、この「条件合致群」が全体の平均さえも下回っているという事実です。
条件をすべて満たした相手であっても、それだけを理由に結婚を決めてしまうと、他の決め手で結婚した人たちに比べて、結婚後に幸せを実感しにくくなるリスクがある——このデータは、そう警鐘を鳴らしていると捉えることもできます。
「条件がいいから大丈夫」と判断を急ぐ前に、一度立ち止まって考える価値のある数字だといえるでしょう。
もちろん、これは「条件を重視した人は不幸になる」と決めつけるものではありません。
むしろ、条件という入り口だけで判断を止めてしまうか、その先にある価値観の一致まで確かめられているかどうかが、結婚後の幸福度を大きく左右するということを示すデータだといえます。
同じ調査では、結婚前の自己理解の度合いを測る独自指標「パーソナル婚活スコア」についても興味深い結果が出ています。
スコアが高い群の幸福実感率は90.6%だったのに対し、スコアが低い群では57.4%にとどまり、その差は33.2ポイントにものぼりました。
自己理解の6項目のうち、「結婚相手とどんな関係を築きたいかをイメージできている」という項目の実践自覚率が67.8%と最も高く、次いで「自分の価値観を言葉にできている」が65.7%という結果も報告されています。
つまり、条件を確認すること自体は婚活の第一歩として自然なプロセスである一方、「自分は何を大切にしたいのか」「相手とどんな関係を築いていきたいのか」という価値観の言語化まで進められているかどうかが、結婚後の幸福度を分ける分岐点になっているのです。
同じくナコード総研が実施した「婚活と心身に関する実態調査 2026」の別の調査でも、興味深いデータが示されています(出典 ※2)。
現在婚活を続けている人と、婚活を中止した人とを比較したところ、「結婚相手に求める条件」を言語化できていると答えた人の割合は、婚活継続者で68.6%だったのに対し、中止者では41.3%にとどまり、その差は27.3ポイントにものぼりました。
つまり、条件そのものを持つことが問題なのではなく、「なぜその条件を大切にしたいのか」まで自分の言葉で説明できているかどうかが、婚活を前向きに続けられるかどうかにも直結しているのです。
条件を漠然と並べるだけでなく、その背景にある価値観まで言語化できているかどうかを、一度振り返ってみる価値があります。
📖 関連記事:この価値観の言語化について、より具体的なステップを知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください▶ 婚活で「価値観を整理する」とは?自分の軸を見つけ、本当に合う人と出会うための実践ガイド
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「条件だけ」で結婚を決めた先にあるリスク
条件だけを判断基準に結婚を決めてしまうと、結婚生活の中で次のようなリスクが表面化しやすくなります。
「本当にこれでよかったのか」という違和感が結婚後も続く
交際中に感じていた小さな違和感は、結婚したからといって自然に消えるわけではありません。
むしろ、共同生活という逃げ場のない環境の中で、「やっぱり気持ちが追いついていなかった」という感覚が強まってしまうケースもあります。
意見の違いが生じたときに、すり合わせる土台がない
条件が合っていても、価値観のすり合わせを重ねてこなかった関係では、家事分担や子育て、お金の使い方といった日常の意思決定の場面で、「そもそも大切にしているものが違った」という食い違いが表面化しやすくなります。
前述の調査でも、「意見が違っても話し合える」ことを決め手とした人の幸福実感率が高かったように、価値観のすり合わせができる関係性こそが、結婚生活を支える土台になります。
「条件で選んだ」という後悔が、パートナーへの気持ちに影を落とす
「条件で決めた」という自覚が本人の中に残り続けると、些細なすれ違いのたびに「本当にこの人でよかったのか」と考えてしまう——という声も聞かれます。
この後悔のループは、パートナーへの気持ちだけでなく、自分自身への信頼感も少しずつ削っていってしまいます。
「もっと条件のいい人がいたのでは」という比較がやまない
条件を軸に相手を選んだ場合、結婚後も無意識のうちに「もっと年収の高い人がいたかもしれない」「もっと条件の合う人と出会えたかもしれない」という比較を続けてしまうことがあります。条件は常に上には上があるため、比較を始めるときりがありません。
一方、価値観のすり合わせを大切にして選んだ相手であれば、「この人だからこそ築けている関係」という納得感が土台にあるため、こうした際限のない比較に陥りにくくなります。
こうしたリスクを回避するために大切なのは、条件を否定することではなく、条件を確認したうえで、そこから先の価値観や関係性の質にまで、意識的に目を向けていくことです。
📖 関連記事:「もっといい人がいるかも」と感じる心理をより詳しく分析しています▶ 婚活で「もっといい人がいるかも」と思ったら|迷いの正体と、前に進む方法
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成婚者に学ぶ——「条件」から「価値観」へ、視点を変えた瞬間

実際に婚活を経て成婚に至った方の中にも、「条件」を重視しすぎていたことに気づき、視点を変えたことが転機になったという体験談があります。
「条件」から「一緒にいて自然でいられるか」へ—— YYさんの場合
以前の結婚相談所で1年間活動しても思うように進展がなかったYYさんは、naco-do(ナコード)に移ってサポーターとの面談を重ねる中で、自分の判断軸そのものを見つめ直すことになりました。
「”価値観”を使って、こういう質問するといいですよ」とか、「もし一緒の答えとか希望の回答でなかったとしても、そこでバツをつけるのではなく、歩み寄ってくれる人かも知れないという余地を見出して相談できる人かどうかという点で見てください」とか、アドバイスも明確でした。
前の相談所では、「まず条件、性格についても少しなら我慢してください」といったアドバイスだったので、初回面談で自分の軸を自己分析できたのがすごく良かったです。(成婚インタビュー|naco-doのサポートについてより一部抜粋)
とりあえず楽しくて、人間関係を構築できればいいなぁぐらいに、ドンと構えていました。
気を張らずに、ありのままでいく。
自分ができないことは、素直に話すことで、空回りすることがなくなりました。(成婚インタビュー|成婚の秘訣より一部抜粋)YYさんにとって転機となったのは、「条件」という分かりやすい物差しをいったん脇に置き、「一緒にいて自然でいられるかどうか」という自分の言葉で語れる軸を見つけたことでした。
条件に意識を割かれていた婚活から、価値観を起点にした婚活へと切り替えたことで、お見合いの場での相手の見え方そのものが変化していったといいます。
💬YYさんの実際のインタビューはこちら▶運命のお相手はありのままの自分に“心から寄り添ってくれる人”
「大卒」という条件へのこだわりを手放した先に——HKさんの場合
HKさんは、「大卒であること」という一つの条件に1年半にわたってこだわり続け、なかなか成婚に至らない時期を過ごしていました。
転機になったのは、担当サポーターから統計データをもとに「条件を広げることの重要性」を伝えられたことです。
学歴という条件の枠を外し、高卒の方にも会うようにしたところ、まもなく出会いが訪れました。
写真通りの綺麗でかわいらしい人でした。
性格も良く、食べ物の好き嫌いも似ていて、価値観も似ていたので、当日は時間を忘れるくらいお話して、楽しい時間を過ごせました。(成婚インタビュー|成婚までの歩みより一部抜粋)堅実でしっかりしている、『のほほんで生きられるな』と思った(成婚インタビュー|成婚の決め手より一部抜粋)
HKさんが振り返るのは、本当に求めていたのは「大卒」という条件そのものではなく、食べ物の好き嫌いが似ているといった価値観の一致や、堅実さから得られる安心感だったということです。
婚活中の方へのメッセージとして、「条件も範囲を広げた方がいい」と語るHKさんの体験は、条件を厳密に絞り込むことが、かえって本当に大切にしたい価値観との出会いを遠ざけてしまう場合があることを教えてくれます。「条件だけで結婚していいのか」と迷っている今の状態は、決してマイナスなことではありません。
むしろ、YYさんやHKさんのように、自分の判断軸を見つめ直す絶好のタイミングだと捉えることもできるのです。⇩自分らしく続けられる婚活を⇩
条件と気持ち、両方を大切にする婚活の進め方
条件を否定せず、かつ条件だけに判断を委ねすぎない婚活を進めるために、具体的に意識できることを紹介します。
どれも今日から実践できる、小さな視点の切り替えです。
特別なスキルや長い時間が必要なものではなく、日々のデートや相手との会話の中で少しずつ取り入れていけるものばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。
① 条件を「絞り込みの入り口」として位置づけ直す
条件は、数ある出会いの中から候補を効率的に絞り込むためのフィルターとして活用するものだと捉え直しましょう。
婚活という限られた時間の中で、すべての人と深く向き合うことは現実的ではありません。
だからこそ条件でふるいにかけること自体は理にかなっています。
ただし、条件で候補を絞ったあとは、「この人と何を大切にしながら関係を築いていけるか」という視点に、意識を切り替えることが重要です。
条件は”スタート地点”であって、”ゴール”ではないと捉え直すだけでも、相手への向き合い方は大きく変わります。
②「なぜその条件が大切なのか」を掘り下げる
たとえば「経済的に安定している人がいい」という条件の背景には、「将来への不安なく、穏やかな生活を送りたい」という価値観が隠れていることがあります。
同じように「実家が近い人がいい」という条件の裏には、「家族との時間を大切にしたい」という思いが隠れているかもしれません。
条件そのものではなく、その条件を通じて本当に満たしたい価値観は何かを掘り下げてみると、相手を見る視点が大きく変わります。
仮に条件そのものが完全には一致していなくても、その裏にある価値観が共有できる相手であれば、関係を築いていける可能性は十分にあります。
③ デートを重ねる中で「話し合えるか」を確認する
前述の調査でも、「意見が違っても話し合える」ことを決め手とした人の幸福実感率は90.2%と高い水準でした(出典 ※1)。
将来のライフプランやお金の使い方、休日の過ごし方など、意見が分かれやすいテーマについて、率直に話し合えるかどうかを確かめてみましょう。
条件の一致以上に、意見の違いを乗り越えられる関係性かどうかが、結婚後の安心感につながります。
一度のデートで判断せず、複数回にわたって様々なテーマについて対話を重ねてみることで、相手との相性がより立体的に見えてきます。
④ 違和感を「なかったこと」にせず、言葉にしてみる
「条件はいいのに、なぜか引っかかる」という感覚を抱いたときは、その違和感を無視せず、「具体的に何が引っかかっているのか」を自分の言葉で書き出してみることをおすすめします。
漠然とした不安のままにしておくと判断がぶれやすくなりますが、言語化することで、それが「乗り越えられる小さな違和感」なのか「見過ごせない価値観のズレ」なのかを、冷静に見極めやすくなります。
ノートやスマートフォンのメモに、デートのたびに感じたことを簡単に記録しておくと、あとから振り返ったときに違和感の正体が見えやすくなります。
⑤ 結婚後の日常を、具体的にイメージしてみる
条件を満たしている相手であっても、「この人と迎える平日の朝、休日の過ごし方、将来の子育て」といった具体的な結婚後の日常を思い描けるかどうかを確認してみましょう。
条件のよさに気を取られていると、こうした具体的な生活のイメージを飛ばしてしまいがちです。
反対に、結婚後の日常が鮮明にイメージできる相手であれば、条件面で多少気になる点があったとしても、関係を続けていく安心材料になります。
⑥ 一人で抱え込まず、第三者に相談する
条件と気持ちのあいだで揺れているときこそ、一人で結論を出そうとせず、婚活のプロや専任サポーターといった第三者の視点を借りることが有効です。
自分では気づけなかった価値観や、相手との相性のポイントを客観的に整理してもらえることで、迷いが晴れやすくなります。
家族や友人に相談すると、つい「条件がいいなら」という結論に引っ張られがちですが、婚活の専門的な知見を持つ第三者であれば、条件と気持ちの両面から、より客観的なアドバイスを得られるでしょう。
📖 関連記事:幸せな夫婦に共通する特徴から、婚活中にできることをまとめました▶幸せな夫婦に共通する特徴とは?調査でわかった「結婚の決め手」と婚活中にできること
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条件に偏らない婚活のかたちとは

ここまで見てきたように、幸せな夫婦になるための土台は、結婚相手のスペックではなく、自分自身や相手への理解をどれだけ深められているかにあります。
とはいえ、「自分の価値観を言語化する」「関係性をイメージする」と言われても、一人でじっくり取り組むのは簡単ではありません。
自分では当たり前だと思っている感覚ほど、言葉にしようとすると意外と輪郭がぼやけてしまうものです。
こうした自己理解は、一人で黙々と内省するよりも、誰かとの対話を通じて進めた方が深まりやすいという側面があります。
第三者からの問いかけによって、自分では気づかなかった価値観や感じ方が言語化されたり、「なぜそう思うのか」を掘り下げる中で、漠然としていた希望が具体的な言葉に変わっていったりするからです。
実際、パーソナル婚活スコアの高群と低群で幸福実感率に33.2ポイントもの差が生まれていたことを踏まえると、こうした自己理解を後押ししてくれる伴走者の存在は、婚活の成果だけでなく、結婚後の幸せにも直結する重要な要素だと言えそうです。
こうした考え方を踏まえ、パーソナル婚活 naco-do(ナコード)では、条件のマッチングを急ぐ前に、専任サポーターとの対話を通じて価値観や関係性のイメージを言語化していくプロセスを大切にしています。
ひとり一人の価値観・ライフスタイルを大切にし、「あなたはどうしたい?」という問いかけから婚活をスタートする。
専任のサポーターがじっくりとカウンセリングを行うことで、利用者自身がまだ言語化できていない価値観やライフスタイルへの希望、そして「どんな関係性を築きたいか」を一緒に整理していきます。
条件のマッチングだけで終わらせず、その先にある「自然体でいられるか」「価値観を分かち合えるか」まで一緒に見極めていけることが、naco-doならではの特徴です。
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よくある質問(FAQ)
Q1. 条件で相手を選ぶこと自体は、悪いことなのでしょうか?
A. いいえ、悪いことではありません。
条件は数ある出会いの中から候補を絞り込むための自然な判断材料です。
問題になるのは、条件だけを唯一の基準にしてしまい、価値観や関係性の質にまで目を向けられなくなってしまうことです。
Q2. 条件は満たしているのに気持ちが追いつかない場合、どうすればよいですか?
A. まずはその違和感を「なかったこと」にせず、具体的に何が引っかかっているのかを言葉にしてみましょう。
そのうえで、意見が分かれやすいテーマについて相手と率直に話し合えるかどうかを確認してみることをおすすめします。
Q3. 条件だけで結婚した場合、結婚後の幸福度は下がってしまうのですか?
A. ナコード総研の調査では、「年齢・外見などの条件」を決め手とした人の幸福実感率は81.0%で、「価値観が近い」ことを決め手とした人(91.0%)を下回る結果が出ています(出典 ※1)。
ただし、これは条件が悪いという意味ではなく、条件に加えて価値観のすり合わせができているかどうかが幸福度を左右することを示しています。
Q4. 条件を重視しすぎていたことに、あとから気づくこともありますか?
A. あります。
婚活経験者の中には、条件を重視するあまり自分の本当の価値観を考える時間が取れていなかったことに、サポーターとの対話を通じて気づいた※という声も少なくありません。(※実際の体験談はこちら▶YYさんの成婚インタビュー)
Q5. 条件と気持ちの両方を大切にする婚活を進めるには、どうすればよいですか?
A. 条件を「絞り込みの入り口」として捉え、そのうえで「なぜその条件が大切なのか」という価値観を掘り下げてみることが第一歩です。
一人で判断に迷うときは、専任サポーターなど第三者の視点を借りることも有効です。
Q6. 条件を優先しすぎてしまうのは、自分の意志が弱いからでしょうか?
A. そうではありません。
婚活の仕組みそのものが条件を可視化しやすくなっていることに加え、年齢的な焦りや周囲からのプレッシャーなど、条件を優先してしまう背景には様々な要因があります。
まずはその背景を理解したうえで、なぜ自分がその条件を大切にしたいのかを掘り下げてみることが、次の一歩につながります。
まとめ:条件は入り口。その先の価値観にまで目を向けることが、後悔しない選択につながる

「条件だけで結婚していいのか」という迷いは、あなたの婚活が次のステージに進むための、大切なサインかもしれません。
条件を判断材料にすること自体は間違いではなく、むしろ現実的で堅実な視点です。
ただし、条件だけに判断を委ねてしまうと、結婚後の幸福度に差が出る可能性があることも、データが示す事実です。
大切なのは、条件を”入り口”としながらも、「なぜその条件が大切なのか」「相手とどんな関係を築いていきたいのか」という価値観にまで、意識的に目を向けていくことです。
条件から出会った相手であっても、価値観をすり合わせながら関係を育てていくことで、十分に幸せな結婚に近づくことができます。
もし今、「条件だけで決めていいのか」という迷いのなかにいるなら、一人で抱え込まずに婚活のプロに相談してみるのも一つの方法です。
条件を手放す必要はありません。
条件を大切にしながらも、その先にある価値観や関係性の質にまで目を向けられるようになったとき、婚活そのものの景色は大きく変わっていくはずです。
もし「自分の大事にしている価値観ってなんだろう」「自分に合った婚活がわからない」と感じているなら、パーソナル婚活診断を試してみてください。
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【出典】
※1 「婚活経験者の幸福度の実態と、『現在の幸せ』を分けたもの【婚活と幸せな結婚生活に関する実態調査 2026 – ナコード総研 / Vol.2 第1部】」
※2 「心身の限界に達しにくいのは、価値観を起点にした婚活【婚活と心身に関する実態調査 2026 – ナコード総研 / Vol.1 第2部】
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